M&Mデザインプロコース第一期生のayuです。絵心もセンスも全くない、しがないサラリーマンの私が、「趣味の香水作りのラベルをデザインするため」という名目で、デザインの勉強をはじめました。今日はillustrator中級講座で、「パターンツール」の使い方を習った時に提出した自由課題。パターンツールを使って、自分で描いた「りすさん」を調香のお部屋の壁紙にしようと思い立ちましたが。。。
パターンツールを使って壁紙を描くことを習ったので、調香のお部屋を描こうと思いました。
香水を作る調香師になりたい私にとって、香りのオルガンと言われる、香料の並ぶ調香台をもつことは長年の夢、憧れなのです。
お部屋の壁紙は最近、自分で描いたばかりのお気入りの”りすさん”。ちょっと甘すぎると感じながらも可愛いので背景はピンクに。思った通り、可愛い(*^^*)
調香台は「ほりまり先生」に教えてもらったテクニックで、写真をイラストレーションっぽく見せました。机はどうにか自分で描きました(^_^)v
できたー!
ほりまり先生、見て、見て!と早速、提出。
しかーし、
朝、先生から届いたメッセージを見ると、「壁紙と調香台のテイストが全く合っていませんね」とバッサリ斬られていました。(涙)
そのまま、ご飯も食べずにベッドの脇に座り込み、調香台を一から描き直すことに。
本当のDIYのように、香料をのせる台を組み立てていきます。一枚一枚、板を作って、貼り合わせていったら、”なんと”自作の調香台が完成しました。
そして、香料の瓶も。一本描いたら、複製できるのがデジタルの強みではあるけれど、そう簡単にはいきません。
なぜなら、
お手本にしていた調香台が斜め向きだったのだ;^_^A
遠近法を描くような技術はないので、ちょっとだけ、それっぽく、ひとつひとつ、地味に瓶の大きさを変えてみたり。
瓶のラベルには香料の名前を全部書きました。でも、大きく拡大して書いた文字は縮小すると黒々としてしまい、結局、ラベルの文字はほとんど消すことに。(悲)
でも、やってみて初めてわかることもたくさんあるのです。
こうして、私の調香のお部屋ができました。香水を作るお部屋は曲がりなりにも出来上がったのです。
そう。
今まで長い間、私の頭の中の世界に存在していたものが、 “なんと”目の前に現れたのです。
頭の中の世界をカタチにしてくれるデザインは、「夢をカタチにする方法を教えてくれる」魔法のツールなのかもしれません。
きっと、
憧れの香りのオルガンを現実に創り出すことなんて、
今の私にはお茶の子さいさいなのです。笑。
…この後もほりまり先生との攻防戦が続き、これが完成形なのか、もはやわからなくなってしまいましたが(汗)
調香のお部屋の床に、壁紙の中の”りすさん”のカゴの中から、リンゴが転がり落ちているような、可愛らしい世界ができあがりました。(*^^*)
机の下にワンダーランドにつながる入り口があるのかも?!
デザインは私の中のメルヘンな世界もちゃんと描き出してくれるのです。