イルデパンで初めてシュノーケリングを体験。足がつかない所は怖くて行けないレベルの私だったが、なんと体験ダイビングに参加することを決意した。もちろん海の中に潜るのも初めて。深い深い海の中で泳ぐことに対する恐怖心。美しい海の中の世界を覗いてみたいという好奇心。勇気を出して体験ダイビングに挑戦してみた。
もともと、スキューバダイビングは「イルデパンでやりたいことリスト」の中には入っていなかった。ライセンスを持った人の遊びなのかなって思っていたし。でも、イルデパンでシュノーケリングを体験し、海の中の世界が身近に感じられてきたのかもしれない。初めての人でも参加できる「体験ダイビング」に惹かれ始めた。
こうして体験ダイビングに興味を持った私は、クニエスクーバセンターにメールでコンタクトを取る。
【クニエスクーバセンター。メールで体験ダイビングの予約、日本語で返信が来た】
クニエスクーバセンターに自分で予約メールを送る。日本人のスタッフさんがいて、日本語で返信が来た。日中はスタッフ全員が海に出ているらしく、クニエスクーバセンターからの返信は夕方になる。
メールには、
・朝7:45に宿泊先のナタイワッチまで迎えに来てくれること
・水着着用でタオルを持参すること
・支払いは当日、現金またはクレジットカード払いが可能なこと
が書かれていた。
【クニエスクーバセンターへ】
当日、朝7:45にナタイワッチのレセプションで迎えを待つ。他の宿の参加者もピックアップしていたらしく、予定時刻をだいぶ過ぎて、迎えの車がナタイワッチに到着。みんなでクニエスクーバセンターに向かう。
【初めてのウェットスーツ。ウェットスーツに着替える】
受付を済ませ、ダイビング用のウェットスーツを選んでもらう。着替えは外で。皆の前でビキニ姿にならなければならないのが恥ずかしいが、こういうものなのだろう。一応、ラッシュガードも持っていったけど、ウェットスーツの下には、ラッシュガードは着ないようだ。
【日本語でダイビングの講義を受ける】
着替えを終えた後、他の皆は出かけて行ったが、体験ダイビングの私はそのまま講義を受ける。日本人スタッフさんによる日本語での講義。海の中でのコミュニケーションの取り方や、耳抜きのやり方、やってはいけないことなどを教わる。命に関わる大事なお話なので、日本語で良かったと心から思う。
【出発。ダイビングポイントにボートで移動】
講義のあとは急いで皆が待つボートへ。いよいよ出発。この日は少し風があったせいかボートもかなり揺れている。酔い止め代わりに梅味のキャンディーを持って来ればよかった>_< イルデパンに来てから、船酔いすることもなかったので、気を抜いてしまった。
そして、ダイビングポイントに到着。地図を見ながら、ポイントの説明が始まる。私は地図を覗いてもよくわからず、そのまま座って待つ。
【地平線にかかる虹】
すると、虹が!地平線に低くかかる太い虹が見えた。虹を見た場所はまた訪れることができるらしい。また、いつか戻って来られるのかなー、イルデパン。
【酸素ボンベを背負い海の中へ】
酸素ボンベを背負って、マスクを装着。いよいよ海の中へ。下で受けとめるからと言われ、後ろ向きのまま海へと倒れ込む。このシーン、テレビで見たことあるある!怖かったけど、どうにかクリア。無事に海の中へ。しかし、ここからが大変だった。
【なんと息ができなかった!】
ロープを伝いながら、海の中へと潜って行く。。。はずであったが、く、く、苦しい>_< 息ができないのだ。ムリ、ムリ、ムリ、ムリ。ジェスチャーで上に上がると伝える。
海面に戻り、生き返る。うー、苦しかった>_< 呼吸を整え再び海の中へ。やっぱり、く、く、苦しい>_< ジェスチャーで上に上がると伝える。水の中に潜れないなんて、まさかの展開。でも、苦しくて死んじゃうし。
私にはムリ!と半ば諦めたが、インストラクターさんに再び連れて行かれる。言い方は悪いが無理やり連れて行かれたぐらいの心境だ。笑。でも、3度目の正直?!というやつで、無事、海の中で呼吸をすることを覚えた。
緊張していたせいもあるのかもしれない。普段、陸で生活している時の浅い呼吸では、海の中では苦しくなってしまうことに気づく。落ち着いて深い呼吸をするようになり、どうにか海の中にいられるようになる。そして、講義で習った耳抜きも難なくクリア。プシューっと音がした。
というわけで、初めての体験ダイビング。いよいよ海の中の世界を訪れます。
つづく
【クニエスクーバセンター(イルデパン)のHP】
【イルデパン 旅行記と旅の情報】
【民宿ナタイワッチ Nataiwatch HP】