奈良の秘境「十津川村」に3泊4日。上湯温泉(かみゆおんせん)の人気の宿「神湯荘(かみゆそう)」に運良く1泊宿泊できました(*^^*)。今日はとても楽しみにしていた“秘境の秘湯”神湯荘の温泉を紹介します。
十津川村旅行記-目次▼
十津川村には3つの温泉「十津川温泉」「湯泉地温泉」「上湯温泉」がある。このうち、上湯温泉の「神湯荘」は 人気の宿。
泊まりたいと言ったら、友達が一応調べてくれたが、土曜日は案の定、満室。泣く泣く諦める。
当初、十津川村旅行は2泊3日の予定だった。でも東京-十津川間の移動に丸々1日要することを考えると、観光できるのは実質1日だけ。3泊4日に変更することに。
すると今度は「神湯荘のお部屋が取れた」と友達から連絡が(*^^*) 日曜日にお部屋が1室だけ空いていたのだそう。
というわけで、神湯荘に1泊。温泉三昧を楽しんだ。
神湯荘には内風呂(展望風呂)や男女別露天風呂の他に貸切露天風呂もある。露天風呂って内風呂の外にあることが多いけど、神湯荘の場合、露天風呂がそれぞれ、宿の建物の外に点々と存在する。
宿やお風呂の明かりの届かないところは真っ暗闇で、見上げれば満天の星空。ここはそんな場所。「日本秘湯を守る会」のHPでも“まさに秘境の秘湯” と紹介されている。
上湯温泉は重曹泉。肌をしっとりさせる効果のある美人の湯(*^^*) アトピーなど、皮膚病にも効果があると書かれている。もちろんお湯は源泉掛け流し。
貸切露天風呂 癒しの湯
まずは貸切露天風呂「癒しの湯」へ。癒しの湯は本館の建物の裏手にある。▼
貸切風呂だけど予約は不要。掛け札が「只今あいています」になっていれば自由に利用できる。よく見ると外から脱衣所の端の方が見えているような。。笑。▼
札を裏返して階段を上る。階段の上に脱衣所。戸はない。笑。でも、ドライヤー付き。笑。
服を脱ぎ、お風呂へ。ふたりで入るには広めの露天風呂。どこからかせせらぎの音が聞こえてくる。水の音にとても癒されるお風呂だった。
向こうに見える山の紅葉もきれい(*^^*)▼
貸切露天風呂 美肌の湯
美肌の湯は宿に続く坂道を少し下ったところにある。
美肌の湯も貸切露天風呂だけど予約は不要。札を裏返して「ただ今 入湯中」に変える。▼
お風呂に続く階段。階段横の小屋は脱衣所。▼
階段を降りると左手奥に、すぐにお風呂が目に飛び込んできた!木の壁の向こうは女子露天風呂「山の神」。▼
貸切風呂でお風呂を独り占めできるのは嬉しいけど、夜はひとりで入るのがなんとなく心細かった。宿からは離れているし、人気(ひとけ)もない。入口に鍵をかけるわけでもなく、お風呂の外は満天の星空が広がるほどの暗がり。秘境の秘湯って、やっぱり違うのね。▼
ちなみに、小屋の中の脱衣所。清潔な印象。ここも脱衣所に戸はない。脱衣所からお風呂までは短い距離だが、服を脱いで裸で歩くのもなんかいつもと違う感じ。▼
男女別露天風呂 水の神(男湯)
「水の神」への入口は「癒しの湯」の更に奥にある。
宿から続く坂道を歩いていると写真右端の「水の神」の看板を発見。こんなところにも水の神への入口が。山中のような雰囲気のある場所。▼
その脇を水が流れている。「癒しの湯」で耳にしたせせらぎの音。やっぱり、この付近はたくさん水が流れているみたい。▼
女子露天風呂 山の神(女湯)
「山の神」は「美肌の湯」の隣にある。▼
「山の神」は女子専用の露天風呂。脱衣所には戸も窓もあった。笑。▼
鍵のかかるロッカー付き。▼
他に人がいなかったので、貸切風呂のようにひとりでのんびりお湯に浸かる。▼
隣の貸切風呂「美肌の湯」 では男女が同じくのんびりとお湯に浸かっている。そんな様子が木の壁越しに伝わってきた。▼
洗い場。▼
源泉掛け流し。あたたかいお湯が出てくる。▼
「山の神」の前の坂道。数メートル先は真っ暗で、見上げれば満天の星空だった(*^^*)
本館展望風呂
宿から続く坂道を歩いていたら本館の展望風呂が!まさかと思い、宿に戻って、もう一度、展望風呂へ。▼
やっぱり!夜は気がつかなかったけど、ガラス張りのとても素敵なお風呂。▼
男風呂との敷居も木製で、なんとも雰囲気のある浴場。お風呂や脱衣所でふんだんに使われている木は十津川産なのかしら。▼
河原の大露天風呂
神湯荘の宿泊客は受付でタグをもらい、無料で「河原の大露天風呂」を利用することができる。▼
河原の大露天風呂のお話はこちら▼
十津川村旅行記-目次▼
【神湯荘 HP】
http://www.kamiyusou.jp
【神湯荘の場所】