ミントティー: ペパーミントとスペアミント
今日はミントティーのお話。私はハーブティーが好きなので、家でもよく飲む。ハーブの勉強をしていた頃は家にたくさんハーブがあったので、毎晩、その時に飲みたい気がするハーブティーを淹れていた。ハーブを通して、自分の体の声を聞いてあげる時間を大切にすることができた。今はあの頃のようにたくさんのハーブを持ち備えているわけではないけれど、いくつかのハーブは手元に置いてある。
そのひとつがミントだ。私にとっては味も飲みやすく、飲みたい気がすることがわりと多いハーブ。生活の木に行く機会があったので、ミントを買って帰ることにした。
いつもはペパーミントを飲んでいるのだけど、同じ棚にスペアミントがあることに気づいた。早速、店員さんに尋ねてみた。「どう違うんですか?」店員さんは「スペアミントは爽やかで、ペパーミントは甘さがあるんです」と言って、精油コーナーでそれぞれの香りを嗅がせてくれた。なるほど。「ハーブティーにして飲むならどちらがオススメですか?」と聞いてみた。「両方合わせても美味しいですよ」との返答。そんなわけで、今回、ペパーミントとスペアミント、両方買ってみた。
家に帰って香りを確認。ペパーミントの方が甘さを感じ、スペアミントは少し辛い感じというのが私の印象。でも、本で確認するとスペアミントには甘さがあると書かれていた。よく見ると、パッケージにも同じことが書かれていた。私の鼻、あてにならないな^^; 店員さんの話も聞き違いで逆だったのかも^^;
本で効能を調べたところ、両方とも胃に働きかけるらしい。特に、スペアミントは乗り物酔いに効くらしいので、今度試してみたい。ちなみにミントにレモングラスやレモンバーベナなど、レモンっぽい香りのハーブを合わせるのもオススメ。
私がミントティーが好きになったきっかけは、フランスで知り合った、モロッコ人のナディアが淹れてくれた一杯のミントティーだ。彼女の部屋に遊びに行った時、何を飲む?と聞かれた。その時、物珍しいキャラメルティーに惹かれていたのだけど、友達がナディアの淹れるミントティーは絶品だからミントティーにしなと言った。
お湯を注いだ後、高いところからお茶を注ぐ。それを繰り返す。そんな風にお茶を淹れていた。空気が入って、まろやかになるのだとか。そして、フランスでよく見かけた茶色いさとうきびのお砂糖がこのミントティーによく合うのだ。甘いミントティー、本当に美味しかったなー。
そうそう、その後訪れたパリのお店では、小さなミントティーグラスに入ったミントティーをお菓子と一緒に頂いた。この小さなグラスで飲むのがまたモロッコを感じられる嬉しい時間♪。。。なんて昔話を思い出した。