野反湖 小鳥の羽音に耳を澄ます
今日は野反湖のお話。群馬、長野、新潟の県境に位置する天空の湖、野反湖。友達が撮影した、湖面に景色が映り込んだとても美しい写真。それを見てから、いつか、行ってみたいと思っていた。そして、この前のGWに野反湖に連れて行ってもらえることになった。
駐車場に車を止めて、反時計回りに1周。10km歩いた。まずは、スタート地点の反対側にある、観光案内所を目指す。
この日はお天気も良くなくて、景色が映り込んだ美しい湖面を見ることはできなかった。でも、GWなのにほとんど人にも会わず、静かな時間を過ごすことができた。
最初の半分はクマザザの生い茂る道をひたすたら歩き、観光案内所の手前にあった食堂に立ち寄る。ここのご主人、野反湖の番人のような人だ。ご主人の話によると、ちょうど花の咲いていない時期に来てしまったようだ。残念>_<
お花を盗む人がいると言っていた。どうやら、きれいだからお家のお庭にと、ひと株いただいて帰るとかそういう次元ではないらしく、ごっそり盗んでいくのだそうだ。だから、地元の子供達がボランティアで植えていると話していた。
そして、観光案内所に到着。このあたりはキャンプ場のエリアでもあり、湖でみんな釣りをしている。今日の夕飯だろうか。
川が湖に流れ込み、さっきまでと景色が変わる。しばし水の音を楽しみ先に進む。湖の向こうにはさっきまで歩いてた場所が見える。森林ウォークがとても気持ちいい。
友達がきれいな小鳥さんがいるよ!と教えてくれた。ほんとだー。あまり近づけないので、今度来る時は望遠鏡が必要だねー。
しばらくして小鳥さんが飛んで行ってしまう。あーあ>_< とその時、小鳥さんの羽音が聞こえる。羽の音に耳を澄ますなんてことないよなー、な特別な瞬間。小鳥さんが飛んで行った森の中に目を向ける
と、そこには大自然の中で小鳥がさえずるピースフルな世界が広がっていた。
・・と、野反湖一周10キロ、とても素敵な時間を過ごすことができた。
http://www.nakanojo-kanko.jp/shizen/nozoriko.shtml