最後の3日間はひとりでスキーをして過ごした。なんとなくみんなとの距離が離れてゆき、ある意味孤独を感じる時間だった。でも、そんな時間が必要だったのかもしれない。
日本を出る前は気が向いたら一緒に滑るかもしれないと言っていただいきも、一緒に滑ることはなかった。毎日私をゲレンデに送り迎えしてくれたけど。
真っ白な雪には浄化作用があるとだいきが言っていた。
ひとりではあったけど、頭の中ではずっとスキー仲間たちが一緒だった。一日中、ほとんど同じ斜面を滑り続けていた私は、リフトも顔パスになった。笑。
長めのリフトから見える景色。積もった雪が動物だったり、人だったり、色んなものに化けて、私に話しかけてくる。
そして、思い出深いのが、リフトから見えるサパンたち。あれがお父さんとお母さん、あっちがおじいちゃんとおばあちゃんで、あそこにいるのが子供たち。そして若い夫婦。山を覆う全てのサパンの家族構成がその時の私には見えた。笑。
Love family, love soulmate
自分でも意味はわからないけど、サパンたちの間をリフトで通り抜けながら、呪文のように唱え続けていた。
シャスタ行きが決まってから、セントジャーメインの存在を知った。せっかくだからシャスタで会いたいとお願いしてみた。笑。どんな人?と聞かれて説明できるわけでもない。あえて言えば紫色。?!
しかし、ジャーメインは現れなかった。もしかしたら、近くにいたのかもしれない。ジャーメインにお願いしてみる。もしいるのなら、私にわかるようなサインを送って下さい。
えっ?
左の肩にジャーメインを感じた。
それって、自分で想像しただけでしょ!と普通なら思うけど。この時、私が想像していたのは実は右肩だった。
えっ?
ジャーメイン、会いに来てくれたんだね。
そんな感じで、シャスタで、雪の中で3日間過ごした(*^_^*)
つづく
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