伊豆長岡3 源氏山公園
今日は伊豆長岡温泉にある源氏山公園に行ったお話。宿を出て、源氏山公園に向かう。この辺りは古い建物や散策したくなるような小道が多い。
源氏山公園につながる紫陽花の小道を歩く。とても素敵な小道だ。背丈ほどある紫陽花の中を歩くのは初めての体験。あやめ御前広場手前、階段横の斜面に咲く紫陽花は、残念ながら、一番きれいな見頃は終わっていた。あと少し早く来ていたら、さぞかしきれいな紫陽花を見ることができたことだろう。
あやめ御前広場から先は山歩き。スタートは石の階段で形がなんとなく愛らしい。自然の中で過ごすのは大好きだけど、登るのは相変わらず苦手。すぐにゼーゼーいってしまう。
登りきったところにはベンチが。ツタの葉っぱが可愛いらしい。軽く休憩して、神様に挨拶をする。源氏山公園付近では七福神めぐりができる。7箇所廻ると1時間半ぐらいかかるようだ。七福神のスタンプラリーも楽しめる。
このみどりのトンネルの向こうはもしかして海?!と期待。ワクワクしながらトンネルの先に向かうが、その期待はあっさり裏切られる。考えてみれば、今いるのは中伊豆である。
山に生い茂る紫陽花。こんな紫陽花も素敵だ。
坂道を下っていると可愛らしい木が。少し近くで写真を撮らせておくれ、と話しかけた瞬間、向こうから近寄って来た。えっ、こんな近くかい^^; びっくりしながら、パシャっと1枚。
さっきから、小鳥が騒がしい。ドレミ♪ドレミ♪と楽しげだけど。うぐいすも。フツーならうぐいすの鳴き声に耳を澄ますところだけれど、元気過ぎるんじゃねぇかと思わず言いたくなる歌声。まぁ、元気なのはいいことだ。
そして、最後に美女桜。この桜はあやめ御前が植えたもので、現在の木は6代目のものと伝えられているそうだ。昔、上野岑雄という人が藤原基経の死を悼んで「深草の野辺の桜し心あらばことしばかりは黒染めに咲け」と詠んだところその通りになったとかで、それにならい、頼政への追慕の気持ちを込めてあやめ御前が桜を植えたそうだ。
修善寺に寄れず、朝からぶーたれていた私であったが、思いがけず源氏山公園を散策でき、森のお散歩にすっかりだまされ、上機嫌で源氏山公園をあとにした(*^^*)