伊豆長岡4 共同浴場 あやめの湯
今日も伊豆長岡に行ったお話。源氏山公園の散策コースをたどり、西琳寺に到着。このお寺を出るとあやめ小路に出る。
次なるお目当てはこのあやめ小路にある共同浴場あやめの湯だ。とは言え、西琳寺を出た目の前の建物がそれ。
伊豆長岡に来る前はさほど興味はなかったが、これだけあやめ尽くしに合うと、ここも観光客として押さえておくべきポイントなのだとわかる。
それでも、共同浴場に300円も支払い、5分で出るからお願いだから待っててと言う私の深層心理は明快で、単純に美しいあやめにあやかり、このお湯に浸かれば、ちょっとは美しくなるかもという気がしているのだろう。自分でもおかしい。笑。
行ってきまーす!と慌ててお風呂に向かうが、戸が開かない。案内を読み直す。もしかして、今日5日だっけ?いやいや、今日は5日じゃない。
そうか!隣の戸は男湯だと思ってたけど、あっちが入り口か!
すいませーん。お風呂に入りたいんですけど。入り口ここですかー。
ちょっとびっくりした様子のおじさん。お風呂は1時からですよ。
えーーーーーーっ。
再び、案内を読み直す。あー、書いてあった。午前6時30分から9時迄。午後1時から9時30分迄。
がっかりだ。
代わりに向かいのあづまや旅館の鶴亀風呂を紹介された。ネットで検索してみると、鶴の形をした湯船と亀の形をした湯船があるらしい。変わりダネにそそられはしたが、入りたかったのはあやめの湯だ。
かと言って、だだをこねることもなく、アッサリ退散したのは、深層心理のどこかで、あやめの湯に浸かったところで、あやめのようにはなれないとわかっている自分がいたのだろう。
いや、理由はきっと、それだけではない。次なる目的地は蕎麦屋。蕎麦に勝るものではなかったということだ。
ちなみに、あやめと聞くとあの紫の花を真っ先に思い出すが、あやめ御前とあやめの花は全く関係がないらしい。かと言って、あやめ御前と言われた時、あやめの花と完全に切り離すことも難しく、私の頭の中では、美しいあやめ御前=あやめのような美しさをもつ人物だ。
・・ とゆうわけで、あやめの湯に入れなかったお話でした^^; 本当はこのあと行ったお蕎麦屋さんのお話をしようと思っていたのだけど、あやめの湯に入れなかったお話が長引いてしまいました。お蕎麦のお話はまた次回。