初めてのアエロフロート。出発前にロストバゲージや遅延の問題が浮上したが、 結果的にどちらにも直面せず、快適なフライトを過ごすことができた。(*^^*)
前回のお話はこちら▼
まずはロストバゲージ対策として、スーツケースの機内持ち込みを試みた私であったが、重量とサイズがほんの少し制限を超えていた。不安を抱えたまま、成田空港に到着。
【成田空港。機内持ち込みに成功する】
《重さ0.1kgオーバーでどうにかセーフ;^_^A》
成田空港に到着後、アエロフロートのカウンターでチェックイン。スーツケースの重さは10.1kg。10kg以内という制限を0.1kgオーバーしたけど、どうにか通してもらう。
《高さ2cmオーバーでどうにかセーフ;^_^A》
そして、高さ(厚み)20cmという制限を2cmぐらい上回る大きさのスーツケース。機内に持ち込めるか心配していたが、スーツケースの大きさについては計測することはなく、目見で通してもらう。(*^^*)
というわけで、最大の心配事であったスーツケース、預けずに機内に持ち込めることになった。良かった。
【成田空港のバゲージラッピングサービス】
今回、スーツケースを機内に持ち込めることになったので利用しなかったが、気になったのでバゲージラッピングサービスを見に行った。
▲チェックインと同じフロアにあった。
成田空港バゲージラッピングサービス▼
https://www.narita-airport.jp/jp/service/svc_80
【アエロフロート 普通に快適なフライトでした】
《赤い制服がとても似合うロシアのキャビンアテンダント(CA)さんたち》
アエロフロートのCAさんは赤い制服がとても似合う。その姿はなんとなく、私の中では007に出てきそうなかっこよさ。かっこいいけどとてもフレンドリーだった。
英語を話せない私の会話は全てジェスチャー。ジェスチャーで返してくれたオーバーリアクションがあまりにキュートで、私の中の007の印象があっという間に崩れていった。笑。
《ビデオはロシア語、英語、中国語》
オーディオの選べる言語はロシア語、英語、中国語。ビデオは基本的に日本語吹き替えや字幕はなかった。日本語のタイトルの映画がリストの最後にあったけど、ロシア語に吹き替えられ、英語の字幕がついていた。;^_^A
行きの機内で「パイレーツオブカリビア5」とジャッキーチェーンの映画を見た。どちらもエンターテイメント感満載。言葉がわからなくても、笑って楽しめた。(*^^*)
《機内アナウンスは日本語あり》
東京-モスクワ間の機内のアナウンスには日本語があった。それもアクセントの少ないとても流暢な日本語だった。日本語でのアナウンスは状況がわかってとてもありがたい。
《機内は寒いという噂だったけど。。。》
機内では羽織ものはあったほうが快適に過ごせる。初めは機内がキンキンに冷えていてフリースを着ていても寒いぐらいだった。途中から温度が上がった。Tシャツ姿の人びとがクレームしたのだろうか。笑。
《機内でiPhoneの充電》
USBケーブルを持っていたので、つないでiPhoneの充電もできた。やっぱり、100%充電されていると旅行の間は心強い。
《座席はしっかり埋まっていた》
予約時ガラガラに見えた機内の座席もちゃんと埋まっていた。笑。行きはどこかの航空会社と合同の運行だったようだ。
《トイレも清潔》
トイレも清潔だった。CAさんとトイレで何度かすれ違ったので、こまめにトイレをチェックしてくれていたのだろうか(*^^*)
《機内食》
飲み物や食事のメニューが最初に手渡される。日本語もあって、食事の時間までの間にゆっくり選べた。
ソフトドリンクはりんごジュースとオレンジジュースとトマトジュース。トマトジュースは私好みで、病みつきになる美味しさ。笑。
▲メニューに1度だけ知らないカタカナが出てきたけど、お魚の名前だったようだ。笑。照り焼きソースがかかっていて、めちゃくちゃ美味しかった(*^^*)
▲それから、もうひとつ思い出深いのがパンケーキ。メニューに「レモン入りパンケーキ」を見つけた時に絶対食べると決める。しかし、もうひとつのメニューである「お粥」がめちゃくちゃいい匂いを漂わせてやってきた。これは迷うでしょう。(>_<) やっぱりお粥にしようと決めたその時、隣のお兄さんが「パンケーキ」と言った。そして我に帰る。パンケーキという名だったが、日本人の私にはクレープにしか見えなかった。笑。もちろん、クレープ大好き。
食後にコーヒー、紅茶がまわってくる。最初の頃は食後の紅茶という感じだった。途中からお紅茶はデザートのケーキと一緒にいただいた方が美味しいのでは?と思い始める。映画を見ながらのんびりお食事、すると食べ終わった頃にお茶がやって来て、ケーキとお紅茶で優雅なひとときを過ごす、そんな楽しみ方。笑。
《夜中に喉が乾いたら》
帰りの飛行機では夜中に喉が渇き、機内の一番後ろまで飲み物をもらいに。お水やジュースが用意されていた。
・・・というわけで、いたって普通ではあるが快適なフライトだった(*^^*)
【アエロフロートの遅延】
最後に、もうひとつの心配事「遅延」については、時間通り、無事にイタリアに到着。行きは遅延とは無縁だった。帰りはイタリア発が少し遅れていたけど、このぐらいの遅延は他の航空会社でもありそうだ。
【まとめ】
アエロフロート。「ロストバゲージ」や「遅延」という気になる口コミが浮上したけど、その2点を除けば、とても快適なフライトだった。
ロストバゲージについては体験せずに済んだので、実際どんなものなのかは不明。でも、帰りのフライトでも、ラッピングサービスを利用している人たちを見かけた。念には念をということで、預ける場合はこのサービスを利用するのもひとつの手だろう。
遅延については行きは問題なかった。帰りはモスクワ行きの出発が少し遅れたが、大した遅延ではなかった。
アエロフロートの特徴のひとつは利用しやすい出発時間ということらしい。確かに行きの便は昼の12:00成田発で前泊する必要もなかった。帰りのイタリア発も11:30発だったのでホテルで朝食を食べてから空港へ向かった。
次、またアエロフロートを利用するか?と聞かれたら、もちろん!と答えたい気分(*^^*) 他の航空会社と変わらない、いたって普通のフライトだったけど、CAさんの印象が良かった分、満足度も高い感じ。
アエロフロート物語3につづく
【アエロフロート HP】