年末年始、フィンランドのサーリセルカへ。イヴァロ空港(イバロ)で帰国のためのヘルシンキ行きのフィンエアがまさかの遅延。帰れないならサーリセルカにもう一泊したかった。
サーリセルカ最終日。この日は朝7:40のバスでイヴァロ空港へ移動。9:25イヴァロ発、10:55ヘルシンキ着。ヘルシンキ発は17:20。この6時間のトランジットの間にヘルシンキの空港にあるサウナを体験するという予定を立てていた。一応、今回の旅の最後のイベントのつもりで楽しみにしていたのだけど。。。
けれど、フィンエアのまさかの遅延で飛行機が飛ばず、今回はその時の空港での様子からヘルシンキに一泊するまでをお話します。
サーリセルカ旅行記-目次
帰国。シャトルバスでサーリセルカからイヴァロ空港に移動
朝7時に宿泊先のサーリセルカインで急いで朝食。お気に入りの席で名残惜しい、サーリセルカ最後の時間を過ごす。
その後、バス停へ移動。バス停は宿の前の道路を渡った左側。すでに大きなスーツケースを持った人々が雪の中、バスを待っていた。
バスに乗ってイヴァロ空港に移動。イヴァロ空港の入口にポストを発見。▼
なんと、悪天候のために飛行機が遅延
のんびりバスを降りたので、列の最後尾に並ぶことに。雪が降っているのに屋外で列を作る。
その後、屋内に入れたものの、なかなか前に進まず焦り始める。みんないるから、置いてきぼりになるなんてことはないよね?!
と思っていると、ヘルシンキ行きの便が遅延していると告げられる。それまで気づかなかったが、雪国であることを考えれば、飛行機が飛ばないということがあってもおかしくない。
ランチが支給されて、ちょっと喜ぶ
待合室で時間をつぶすことどれぐらいだろう。しばらくして、8ユーロと書かれた券が配られる。初めての経験だ。
この券で、ピザとジュースを購入。
この時点では人生初の“遅延のためランチが支給される”体験を楽しむ余裕がまだあった。
イヴァロ空港の待合ロビーでひたすら待つ。電源もあるのでプラグがあれば充電もできる
待っている間、最初は疲れていたので爆睡。
その後、隣に座っていたブラジル人の家族とフィンランド人の女の子ともお友だちに。飛行機が遅れて良かったことのひとつだ。
待合ロビーには幾つか電源もあるので、充電しながら、iPhoneをいじって待ち時間を過ごす。プラグをカバンに入れておいて良かった。▼
結局飛行機が飛んだのは夕方だった
その後、飛行機は飛んだものの、すでに夕方近く。ヘルシンキでのトランジットが6時間ぐらいあったにも関わらず、乗り継ぎに間に合わないというまさかの事態に陥った。
ヘルシンキに到着した時にはヘルシンキはもう夜で、素晴らしい夜景が見られた。▼
飛行機が遅延したので乗り継ぎ便の航空券を再手配してもらうのに長蛇の列を作る
ヘルシンキに到着して、フィンエアのカウンターに向かってまっしぐらに走ったがすでに長蛇の列。乗り継ぎ便を手配してもらうためのこの列は一向に前に進まず、イライラし出したのはフランス人。みんな、明日から仕事があるらしい。
ツアーだとこういう時、優遇されるのだろうか。ツアー参加のフランス人が手続きを終えたのを見て、「あの人達、私らより後ろに並んでたはずなのに、何で前にいるのよ!」と怒り爆発。最後は叫び出し、フィンエアもお偉いさんらしきおじさんが出てきた。
そして、ようやく私の番。翌日の同じ便を手配してくれた。席まで全く同じだった。席ぐらい、選ばせてくれてもいいのに>_< 私からすると、年始の出勤に合わせて取った帰りのチケット代は高くて、最初からこの翌日のチケットを買ったらもっと安かったのに!な感じなのに。
ヘルシンキのホテルは無料で手配してくれた
下の階で宿を手配してもらうようにと言われ、階下のカウンターへ移動。▼
フランス人の団体客の後ろに列を作り、空港近くのホテルを予約してもらう。
ホテル代は無料で、夕食と朝食付き。
シャトルバスを待ってホテルに移動。もうクタクタである。
でも、大変だったけど、ただでお部屋を用意してもらい、ビュッフェ式の夕飯もいただき、サウナにも入り、まぁ、満足。
サウナで出会った女の子は交換プログラムでフィンランドに数ヶ月ステイしていたらしく、彼女も最後の夜を過ごしていた。ふたりでフィンランドを名残惜しみながら、大好きなサウナを満喫。
飛行機の遅延で帰国できなかったら海外保険は延長されるらしい
ひとつ焦ったのが海外保険。まだフィンランドにいるのに保険満了って、もし何かあったらどうなるのだろうか。気が気でない。今から延長はできるのだろうか。もったいないけど、延長すべきなのだろうか?
心配になって調べたところ、こういう場合は保険期間が延長になるらしいことがわかり、ホッとする。ひとつべんきょうになった。(*^^*)
というわけで、翌日は思いがけず、ちょっとだけ、ヘルシンキ観光を楽しむ時間ができた。おまけのヘルシンキ観光につづく
サーリセルカ旅行記-目次