M&Mデザインプロコース第一期生のayuです。絵心もセンスも全くない、しがないサラリーマンの私が、デザインの勉強をはじめました。今日はphotoshop中級講座で、「水彩画」の描き方を習った時に提出した自由課題。優しいピンク色のパステルカラーを幾重にも重ねて作りました。
フィンランドのラップランド地方に位置するサーリセルカ。北極圏のサンタクロースとか、トナカイとか、オーロラとかの世界です。
日の沈まない白夜は前に一度、体験したことがあるけれど、その逆の、日の昇らない季節が「極夜」と呼ばれることをはじめて知りました。
静かな場所に自分の身を置くことを、心が切望していた時に、偶然、この地球の北の地の果てを訪れることに。
だから、毎晩、真っ暗闇にカメラを向けて、涙を流して過ごしていました。(笑)
でも、そうしながら、暗闇の中で、自分の中に静けさを取り戻していったのです。
本当はこの地で、
ペールトーンのピンク色の空を背景に、
ラップランドの雪景色を撮りたかった。夢は叶わなかったけれど。
毎朝、極夜の薄暗い道を歩いて、
朝なのにライトアップされたゲレンデに向かう途中、
この小さな教会の前を通りました。教会の中に入ると、ステンドグラスではなく、大きな窓の向こうに真っ白な森が広がります。
自然とひとつになった教会なのです。
雪景色の中に静かに佇むこの小さな教会に、
優しいピンク色のラップランドの空のような、
ペールトーンの淡いピンク色を
幾重にも重ねて作った作品です。
淡いピンク色が心地よくて、
ハートが
優しく、優しく、
包み込まれるのを感じながら
幾重にも重ねていきました。
サーリセルカのお話はこちらから▼