湯河原の灯りの祭典。「竹灯籠」「手筒花火」「太鼓」。こじんまりとした祭典ながら、今まで体験したことのない時間を過ごすことができました(*^^*)
湯河原を訪れたら、偶然、「灯りの祭典」の日でした。
【万葉の竹灯り】
灯りの祭典の1つ目は竹灯籠。
千歳川沿いの遊歩道に竹灯りが並びます。▼
遊歩道では、お饅頭やみかん、やまももジュースなど、ローカルな品々が並んでいました。どれも、欲しかったけど、お財布を持ってきませんでした>_<
どの作品が1番に選ばれたのでしょうか。どれも素敵です。▼
【灯想夜(ともそうや) 】
2つ目は湯河原の小学3年生が普段、恥ずかしくて言えない、面と向かって言えない、感謝の気持ちをキャンドルホルダーに描き、灯りを灯します。素敵な企画ですね。
【太鼓のパフォーマンス】
3つ目は太鼓のパフォーマンスです。
泉公園に着くと、すでに太鼓の演奏が始まっていました。公園の傾斜まで人がぎっしり座っています。ちょっとした、野外劇場のようです。
全身で叩き続ける太鼓のパフォーマンスは迫力があり、観客も一体になっているのが伝わってきます。
太鼓のパフォーマンスが終わったところ;^_^A▼
【手筒花火】
4つ目。手筒花火、生まれて初めて見ました。手にした筒から打ち上がった火花が降り注ぎます。火花の中を明るいパフォーマンスが続けられます。
手筒花火▼
写真だとわかりにくいけど、赤い服見えますか?火花の下で筒を抱えた人たちがパフォーマンスしています。
時々、ものすごく高いところから火花が降り注ぎ、観客も歓声をあげます。
【打ち上げ花火】
5つ目。手筒花火の後は打ち上げ花火が続きます。
花火というと、なんとなく丸く広がる花火を想像するけど、湯河原の今日の花火は横に広がる花火や縦に打ち上がる花火が多かったです。
自分のすぐ目の前に花火が打ち上がるのはやっぱり感動です。みんな花火の美しさに歓声をあげていました。
花火▼
【まとめ】
とても素敵なイベントで、湯河原がますます好きになりました。11月3日には花火大会が開催されるみたいですね。
湯河原 花火大会 http://www.yugawara.or.jp/event/details.php?log=1463019284
湯河原観光協会のHPより
http://www.yugawara.or.jp/event/details.php?log=1441091969
万葉集にゆかり深い湯河原温泉。
約千三百年前に書かれた万葉集の中には「温泉」や「竹」を題材にした歌が多く見られます。
多くの歌人や俳人が訪れ愛し歌にした湯河原の自然。そのしっとりとした空気感は昔も今も変わらず息づいています。
千三百年の時を超えて、歌人たちもきっと見たであろう川のせせらぎと照らす月明かりをイメージしたロマンあふれるイベントです。
日常の喧噪を離れて竹の灯りを眺めているとなぜか心の平穏を感じます。
まるであの時代の感性豊かな歌人たちがインスパイアしたかのように。