静岡県のパワースポットのひとつ「白糸の滝」。浄化と才能開花の御利益があるらしい?!富士山の雪解け水の湧き水だという滝は200mにもおよび、美しく荘厳な景観を創り出している。
富士宮焼きそば屋巡り2軒目を終え、時刻は16:00。せっかく静岡まで来たのだから、少しは観光しようよということで『白糸の滝』に向かう。
白糸の滝を知ったのは、2軒目のうるおい亭で富士宮焼きそばを待ちながら、駅でもらったパンフレットをパラパラめくっていた時。
白糸の滝は富士宮駅からバスで30分の場所にある。今回はうるおい亭からバス通りに出て、途中のバス停で、富士宮から出発したバスが通るのを待った。近くはなかったが、どうにかぎりぎりバスに間に合う。
バスには外国人観光客も乗り合わせていた。海外のガイドブックにも載っているのだろうか。
白糸の滝は富士山の構成資産の一部として世界遺産に登録されている。
“構成資産とは、富士山が「信仰の対象」「芸術の源泉」となった価値を具体的に証明できる文化資産のこと。山体だけでなく、古より富士山と関わりを持つ周囲の神社や登山道、風穴、溶岩樹型、湖沼などがあります。”
白糸の滝の構成資産としてのポイントは、
“湧き水が約200mに渡り噴出している風景は厳かで、富士講を中心とした人々の修行場となりました。”
http://www.fujisan223.com/reason/kouseishisan/
入り口付近。ここ、私好きそうだなー☆彡
入り口の辺りには、お土産屋さんや食べ物屋さんが並ぶ。ここにも富士宮焼きそば、あったぞ。笑。
少し先に進む。最初に現れるのは『音止の滝』。鑑賞用にちょっと怖い階段が用意されている。落ちないように気をつける。
“音止めの滝の名前の由来は、かつて源頼朝が挙行した富士の巻狩りの際に、曽我兄弟が父の仇である工藤祐経を討とうとした、その密議をしていたが滝の轟音で話が聞き取れない、そこで神に念じたところ、たちどころに滝の音が止んだという伝説からこの名があります。”
音止の滝
http://shizuoka.mytabi.net/fuji/archives/otodomenotaki.php
お土産屋さん街を更に先に進む。あっ、あったー。白糸の滝が遠くに見える。もう、夕方5時だと言うのに観光客がいっぱい。>_<
白糸の滝に行くために階段を下へ下へと降りてゆく。えーーーーっ。白糸の滝って、こんなにたくさん滝があったのね。全く想像していなかった景観とその迫力に驚く。
滝壺の前に座り、近くから滝を眺める。
滝には浄化作用があると思う。音に耳を傾け、次々と流れ落ちる滝の様子を凝視していると、自分の要らない想念が一緒に流れ出ていく気がする。もちろん、この滝の水が富士山の雪解け水の湧き水だというだけでも強力な浄化作用がありそうだ。
滝壺も美しかった。ここに光が差し込む時に訪れたなら、もっと美しい色をした滝壺が見られたことだろう。この滝壺にはしばしば虹がかかるのだそうだ。ここに水の精霊が棲むと言われたら、きっと棲んでることでしょうと思える美しさだ。
白糸の滝には「浄化」と「才能開花」の御利益があるらしい。今まで才能が開花したことがない私にはピンとこないが、この先、私が自分らしく生きていく上で、この美しい場所と繋がっていけるとしたら嬉しいことだ。
滝壺のすぐ近くにある階段を上ると、上から滝を見下ろすことができる。
上には「お鬢水」もある。
“鏡のような水面に顔をうつし びんのほつれをなでつけた”
と書いてありますね。へぇ〜。
白糸の滝
http://shizuoka.mytabi.net/fuji/archives/shiraitonotaki.php