
今日も群馬県嬬恋村のパルコールつま恋リゾートホテルに宿泊した時のお話。キャベツ畑の中をお散歩すること1時間。バラギ湖に到着。
このバラギ湖、ゴンドラの上から見るとハートの形をしているらしい。今日は天気が悪かったのでゴンドラには乗らなかったけれど。。
でもね、ホテルの前を歩いていた時、一台の車が止まり、話しかけてきた。
「ゴンドラで上に行きましたかー。頂上は晴れてましたよ!」
バラギ湖までは見えなかったかもしれないけど、天空では別世界が広がっていたのだろう。興奮ぶりが伝わってきた。
さて、そんなバラギ湖であるが、実際に行ってみると、想像していたより小さな湖だった。前に行った野反湖に比べてだいぶ小さかった。これなら、歩いて一周できそうだ。時計周りに歩き出す。
釣りやカヌー、サイクリング・・と、みんな思い思いに湖で過ごす時間を楽しんでいる。
最初に出会った素敵な風景は蓮。湖面に映り込んだ空の上にピンクの蓮の花が咲いている。湖に咲く蓮は初めて。
そして、少し歩くとキャンプ場が現れる。カンパーニャ嬬恋キャンプ場。
「過剰なサービスは省きましたが、自然は豊かです」というコンセプトを掲げ、創り上げられた無印良品のキャンプ場だ。
“嬬恋の人々が守り育んできた大きな自然。私たちが目指したのは、豊かさと同化するキャンプ場でした。自然の起伏はできるだけ活かし、環境破壊に結びつくような設備はつくらない。こうしてできあがったのが、無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場です。”
無印良品のキャンプへの想いが伝わってきますね。
http://www.muji.net/camp/tsumagoi/
湖を半周した辺りの景色。
紫の小花が咲く小道を歩き、沼地?にかかる橋を渡る。
橋の終わりになぜか大音量のラジオ。なんとなく、自然の中で過ごす時間がぶち壊された気分。。。
でも、でも、もしかして、熊よけ?!
橋を渡ると小川が流れていた。子どもたちが楽しそうに遊んでいる。湖一周を諦め、湖と反対の小川沿いの小道を歩き出す。そして、小川をたどり森の中へ。私、森のお散歩大好きなんだよね!
が、熊出没の看板。
静かな森の中に足を踏み入れれば踏み入れるほど、熊出没への恐怖が増す。
私のビビリのほどを悟ってか、隣から大音量の音楽が聞こえてくる。
そうか!大きな音を立てたら、熊も近寄って来ないね。なんて、機転の利くやつだ。
が、なぜかマイラバ。
なぜ、今ここで、マイラバのdestinyなんだ。(−_−;)
そして、どうにか無事に道路に出る。これで一安心だ。熊出没の恐怖から解き放たれ、ゴスペル調のsunに合わせて口ずさみながら帰路に着く。
とても素敵な森だったから、また訪れてみたい。