2015年9月にセドナを訪れた話。小さな穴にすっぽりはまり、目の前に広がる雄大な景色を眺めながら、大冒険物語の主人公になると決める。
子宮の洞窟→エアポートメサ→ウェストフォーク。
【ここまでのお話はこちらから】
ツアー2日目。今日はモデルのように背丈の高いEいちゃんが半日だけツアーに参加。3人で向かった先は「子宮の洞窟」だった。
車を停め、赤い土の上を歩く。熱中症になりそうな暑さだ。道の両脇から小さなお花やサボテンさんが呼ぶので、なかなか前に進まない私。
子宮の洞窟の近くまで来るとメディスンホイールが現れる。はるこちゃんがシャスタのセージを使って儀式をしてくれた。
そして、子宮の洞窟。裸足になって岩肌を登る。一番手はEいちゃん。足が長く、運動神経も抜群なEいちゃんは難なく穴にはまる。
次は私の番。やっとの思いで、穴まで移動。さて、どうしたものか。穴まで少し高さがあり、ジャンプしたら、下に落ちてしまうのではないか。どうやったらその穴に入れるのか、全くわからない。時間だけが過ぎていく。
見かねたはるこちゃんが助け舟を出してくれた。はるこちゃんのお膝を踏み台にようやく穴の中に収まる。これがひとりでできないところにも、私の課題があることがあとでわかる。
穴の中から見た景色は素晴らしかった。その景色を見て、頭の中は完全に物語の世界にトリップ。これから始まる冒険の旅。自分の想像を超える素晴らしい旅が待っている。さぁ、大冒険の物語の主人公になって、一歩前に踏み出すのだ!
その後はエアポートメサへ。ここもヴォルテックスのひとつ。3人でスヌーピーロックを眺めながらランチを食べる。
目の前の細い道をアフリカ人っぽい男性が通り過ぎる。道が滑るのだろうか。おっかなびっくりな歩き方をしている。見た目はめちゃくちゃ運動神経が良さそうなのに。笑。
午後ははるこちゃんとふたりでウェストフォークへ。妖精さんの森のような場所だった。素敵な小径がたくさんあって、ついつい寄り道したくなる。引き寄せられるように妖精さんの小径を進むとそこには小さな小川が流れていた。
それから、歩いていると次々とお花が話しかけてくる。カメラを向けるといつも決まって風が吹くの。
おとぎの国のような世界がまだまだつづく。黄色いお花畑の道をまっすぐ。あたりにはリンゴの木が植えられていて、リンゴの木をよじ登ったお兄さんに、木の上からリンゴをふたつ投げてもらう。(*^_^*)
そして、リンゴをかじりながらたどり着いたのはピンクの岩の世界だった。朝のお散歩が気持ち良さような森を通り抜ける。ピンクの岩に沿って流れる透き通った水が優しい音を奏でていた。
つづく
【はるこちゃんのセドナツアーHP】
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